赤ちゃんの発達と成長(0ヶ月~3ヶ月)

生後間もない赤ちゃんは、通常「背臥位(仰向け寝)」で寝ています。
顔を左右どちらかに向け、手は半ば開いて肘を曲げている姿勢が多く見られるところです。
足も、股を開いて膝を軽く曲げて寝ています。
試しに「腹臥位(腹ばい)」の状態にさせてみましょう。
肘も膝も曲げ、頭よりもお尻の位置が高くなる姿勢をとるはずです。
また、生まれたばかりの赤ちゃんは「原始反射」と呼ばれる様々な反射機能の一種を示すことが知られています。
例えば、赤ちゃんの手の平に指を入れるとぎゅっと握り返してくる「握り反射」、口の中に指を入れると吸う「吸啜反射」、驚いた時など両腕を大きく伸ばし、両手を挙げて何かにしがみつくような動作をする「モロー反射」などです。
こういった赤ちゃんの自然な姿勢や反射機能を把握し、確認しておくことは、赤ちゃんが正常な発達を遂げているかを知る上で大変重要な判断材料となりますので、覚えておきましょう。
生後1ヶ月が経つ頃には、だんだんと表情も豊かになってきます。
あやすとニンマリ微笑んだり、お母さんの声を聞いて泣き止んだりと親子の絆が一層深まってくる他、人の顔や物をじっと見つめたり、動く物を目で追ったりといった視力の発達もはっきりと表れてくるはずです。
生後2ヶ月の頃には、首を持ち上げる仕草が時折見受けられることがあるかもしれません。
もう少しで首がすわるということを知らせてくれています。
手足の動きも力強くなり、仰向けで寝ているとバタバタと活発に動かすことでしょう。
手を開いたり握ったり、指しゃぶりをしたり、おもちゃを持たせると一瞬ですが握る仕草も見せてくれます。
「アーアー」「ウーウー」など喃語と呼ばれる言葉にならない声も発するようになりますから、コミュニケーションがより一層楽しくなる時期ですね。
生後3ヶ月は「赤ちゃんの成長における大きな節目」であるとされており、首がすわったり、原始反射が消失したりと様々な変化が見受けられる時期であると言えるでしょう。
社会性も芽生え始め、お母さんの姿が見えなくなると目で追って探したり、お母さんの語りかけに対して応えるように喃語を活発に発したりするようになります。
これ以前における赤ちゃんの「微笑み」は、単なる反射によるものでしたが、この頃になると、ちゃんと「自分の意思で笑う」ことが出来るようにもなっているんですよ。
早くて2ヶ月、遅くとも4ヶ月の頃には原始反射とされる行動は消失し、いよいよ本格的に1人の「人」としての発達と成長を遂げていくようになります。
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