カミカミ期の離乳食

離乳期における、3つ目の段階「カミカミ期」は、生後9~11ヶ月の頃を指します。
この時期になると、舌だけでなく歯茎を使って食べることも覚え始め「舌で潰すことが困難な食べ物を口の中で左右に移動させ、歯茎で押し潰す」ことができるようになります。
また、歯が生え始めるのもちょうどこの頃ですから「前歯で食べ物をかじり、1回分の量を学習する」という高度な能力も身に付きます。
今まで「母乳(ミルク)が主食」だった赤ちゃんが「離乳食が主食」へとみるみる成長を遂げていくのも、この時期です。
モグモグ期が終わる頃には、離乳食とお乳の割合は「6:4」程になっていることでしょう。
この時期になると、食事の回数も1日2回から3回へと増やし、私達大人と同じ食事回数になります。
家族一緒に食卓を囲む楽しみが出てきますから、離乳食を作るお母さんにとっても張り合いが出てくるのではないでしょうか?「食べることは楽しい」ということを赤ちゃんに伝えるためにも、食事の時間はぜひ一家団欒で過ごしたいものですね。
とはいえ、赤ちゃんが食べるペースにも波がありますから、離乳食を順調に食べてくれる日があれば、そうでない日もあります。
あまり食べてくれないからと言って、無理に食べさせる必要はありません。
神経質にならず、長い目で見てあげることが大切です。
ところで、この時期の離乳食と言えば「ゼリー」や「柔らかく煮込んで細かく切った野菜や肉」など、食感を楽しむことができる物が主流になってきます。
柔らかさとしては「熟したバナナ」程度を目安にしましょう。
野菜やお肉も小さく切って柔らかく煮込んであれば、わざわざすり潰さなくても食べられるようになっています。
ゼリー寄せや、野菜スープで作ったゼリー、シチューなど与えられる離乳食にも色々なバリエーションが出てきますが、この時期における1回の食事量は、豆腐なら45g、人参で30g、みかんで10g、ご飯(軟飯)で80g程度。
まだまだ少ししか食べられない時期ですので、くれぐれも張り切り過ぎないよう注意しましょう。
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