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咳や呼吸音が出る病気

咳や呼吸音が出る病気

赤ちゃんがよくかかる病気のうち「咳」や「呼吸音」を主な症状とするものとしては「肺炎」「気管支炎」「気管支ぜんそく」「百日咳」といったものがあります。

まず、1つ目の「肺炎」とは、風邪の悪化により細菌やウイルスによる炎症が肺に達してしまった状態です。

肺炎の代表的な症状と言えば、高熱や激しい咳、呼吸困難などが挙げられ、ひどい場合には入院して適切な処置を受ける必要があります。

赤ちゃんは免疫力が低いため重症化しやすく注意が必要ですが、月齢がまだ低い子の場合には体温調節や呼吸機能が未熟なのでハッキリとした症状が表れないケースもあるようです。

赤ちゃんが風邪をひいたら、顔色や機嫌、食欲、呼吸などの様子をよく観察してあげてください。

2つ目の「気管支炎」とは、細菌やウイルスによる炎症が気管支に達して起こる病気のことを言います。

気管支炎の主な症状としては痰の絡んだ激しい咳や発熱がありますが、それ以外にも呼吸困難(ゼイゼイという呼吸音を伴う)が表れることがあり、これを「ゼンソク様気管支炎」と呼びます。

2歳未満の子は特に重症化しやすいので、早め早めの対処が重要です。

3つ目の「気管支ぜんそく」はアレルギー性の病気で「ヒュウヒュウ」「ゼイゼイ」といった呼吸音(喘鳴)を伴う呼吸困難の発作を繰り返します。

発作の程度はその都度異なり、少し息苦しさはあるものの日常生活には支障のない「小発作」から、横になるのが苦しく肩で息をする「中発作」、呼吸困難がひどくチアノーゼを引き起こす「大発作」まであります。

ただし、1~2歳未満の赤ちゃんの場合、気管支炎やゼンソク様気管支炎など似たような病気にかかる子が多いため、たとえ気管支ぜんそくであってもその判断は難しいものです。

アトピー性皮膚炎やアレルギーの有無、生まれてからの経過、ご両親の既往歴などを調べた結果、ようやく判断がつきます。

何度も発作を繰り返した結果、1歳や2歳を過ぎて初めて「気管支ぜんそく」であるという診断が下されることも珍しくありません。

最後の「百日咳」は、激しい咳が4~6週間続く病気で、ひどい場合には呼吸困難になったり、肺炎を引き起こしたりすることもあります。

特に、1歳未満の赤ちゃんがかかると重症化しやすく、呼吸が止まってしまうこともありますので「咳が出ているな」と気付いたら、十分に注意しましょう。

連続した咳の後に息を吸い込む際、レプリーゼと呼ばれる「ヒューッ」という笛のような音が聞こえるのも百日咳特有の症状です。

生後3ヶ月から受けられる「三種混合」という予防接種が有効ですので、ぜひ受けさせておくことをおすすめいたします。

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