赤ちゃんのけがと病気

咳をするときは気を付けよう・いろいろな症状

2016年3月16日

あかちゃんが咳をするときの病気に、いわゆるかぜがあります。

咳のほか、発熱、くしゃみ、鼻水などの症状が出ることもあり、その多くがウィルス感染によるものです。

少し年齢が上になった子供では、鼻やのどの痛みからはじまり、寒気がしたり鼻水、せき、頭痛や食欲不振が現れることもあります。

ウィルスにより、時には吐いたり下痢をする場合もあります。

かぜの場合

インフルエンザでなければ、かぜは安静にしていれば数日で治りますが、二次感染で中耳炎や気管支炎、肺炎などの病気を併発することもあります。

比較的元気で食欲もあるようなら2,3日様子をみてもよいでしょう。3日以上発熱しているときや、呼吸が苦しそう、1週間以上せきが続いている、機嫌が悪いという場合には早く受診しましょう。

咳に発熱が伴い、高熱が5日以上続いて咳が悪化してきた時は単なるかぜではなく、気管支炎や肺炎を起こしている可能性があります。

必ず、医師の診察を受けましょう。

かぜの薬といっても薬でウィルスを直接攻撃するわけではありません。炎症を抑えたり、鼻の通りを良くしたりする対症療法で不快な症状をやわらげるものです。

赤ちゃんに薬を与える時は自己判断で市販の薬を飲ませたりせず、必ず受診して処方された薬を飲ませるほうが安心です。

咳は気管支を病原体から守るために起こる体の自然な反応なので、むやみに止めればいいというものではありません。

咳が激しくてはいたり、眠れない時などには医師の処方した咳止めを使うようにしましょう

気管支炎

かぜやインフルエンザからはじまって、のどの下のほうにおりていくと、痰(たん)のからむ強い咳が出るようになります。

ウイルスや細菌が気管支の粘膜まで入り込み、炎症をおこした状態が気管支炎です。

咳とともに、鼻炎、咽頭炎、喉頭炎などをともない、機嫌が悪い、熱もあるという場合には気管支炎の疑いがあります。

2歳以下の赤ちゃんはのどの奥にたまった痰を上手に出すことができないため、ゼイゼイすることもあります。この咳は昼間も出て、咳のために吐くこともあります。

また、重症になると咳が強くなり、眠っていてもせきこんで何回も目が覚めたりし、体力も消耗しやすくなります。

普通は1週間くらいで咳は徐々に少なくなるので、朝晩の咳が少しになり元気が出てきたら快方に向かったと見てよいでしょう。

咳がひどい時は、室内の湿度を高くするといくらかは呼吸が楽になります。水やぬるめのお湯をたっぷりと与えることでせきやたんを出しやすくなるので、水分の補給はしっかり行ないましょう。

食事は、一度にたくさん食べるとせきが出たときに吐きやすくなります。母乳やミルク、離乳食などは少しの量にして回数を多く与えるようにします。

原則として、安静を保つこと、保温に気をつけること、栄養をしっかり取ることが大切ですが、あたたかくといっても汗ばまない程度にするよう、気をつけましょう。

急性気管支炎とよばれる症状が一般的ですが、気管支の粘膜がデリケートな2歳未満の乳幼児、とくに6ヶ月前後の小さな赤ちゃんの場合は、肺の中で気管支が何本にも枝分かれした細気管支が炎症を起こした細気管支炎であることも。

急性喉頭炎

急性咽頭炎は気管の入り口にあたる咽頭(のど)が炎症を起こして一面に赤くなるもので、ウイルスや細菌などが原因で起こります。

急性咽頭炎の症状は発熱、不機嫌ではじまり、のどの痛みや咳が出るようになります。次第に声がかすれてきて犬の遠吠えのようなケンケンした咳に変わります。

のどの炎症により咽頭が腫れて気管の入り口が狭まるので、とても息苦しい状態です。

軽症の場合は3日ぐらいで熱が下がり、その後、しばらくせきが続くことがあります。発作が起きて悪化してしまうと呼吸停止の危険がともないます。

日中に軽い症状しか出なくて大丈夫だと思っていても、夜になって急に悪化することもあるので、症状に変化がないか充分に観察するようにしましょう。

呼吸困難、チアノーゼ、ぐったりしているなどの症状が出たときは速やかに小児科を受診することはもちろんですが、ひどくなる前に小児科を受診して適切な治療を受けるようにします。

のどの炎症なので、ミルクが飲みにくくなったり、食べ物が飲み込みにくくなったりすることもあります。水分が不足することがないように、体温くらいにしたり、冷たくしたりするなどの工夫で水分をたっぷり取らせましょう。

離乳食はうす味にして少しずつ与えると良いでしょう。

家庭でのケアは基本的にかぜと同様です。 室内の湿度を高くしてあげ、寝かせる時は上半身を高くしてあげると楽になります。

百日ぜき

百日咳も予防接種の普及によって患者数が減った病気の一つです。

百日咳は、百日ぜき菌の飛沫感染によって感染する、激しいせきが続く感染症です。

百日ぜきは母体から免疫を受け継ぐことができないため、生まれたばかりの赤ちゃんでもかかる病気で、年齢が低いほど症状が重く、死亡率も高くなります。

発熱もたんも出ませんが、かぜのように「コンコン」とせきが立て続けにでます。せきは次第に夜になるとひどくなってきて、せきをした後、「ヒュー」と息を吸い込む音が聞こえるようになります。

治るのに2ヶ月近くかかることから、百日ぜきと言われるようになりました。

発症してから早いうちに診断がつけば、マクロライド系の抗生物質が良く効きます。

それ以降には対症的にせきを抑える薬を服用します。

6ヶ月未満の赤ちゃんは症状が重くなったり、合併症を起こしやすいので、入院して治療することもあります。

百日ぜきを予防する三種混合ワクチン(DPT)は生後3ヶ月になったらなるべく早く受けたほうがよいでしょう。

百日ぜきは感染力が強いため、病院を受診する時もあらかじめ電話で確認してから行くようにします。

呼吸が苦しそうなときは、上体をおこして座らせてあげると少し楽になります。

せきがひどいときは、部屋の湿度を高めにし、保温と水分補給に気を配りましょう。食事もせきでむせないよう、少しずつ与えるようにしましょう。

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