赤ちゃんのけがと病気

腸重積症

2016年4月6日

生後6ヶ月から1歳半の離乳期の元気な赤ちゃんが急にぐったりして顔色が青くなり、イチゴゼリー状の粘液の混ざった血液がウンチに混じってきたら、腸重積症が疑われます。

腸重積症は腸の一部が突然重なってしまうもので、赤ちゃんの病気では特にこわいものです。

男の子は女の子の2倍ほどかかる率が高いようです。

腸が重なってくると、5~10分おき位の間隔で激しい腹痛が起こります。

重なった所が締め付けられて血管が切れるため、大量の出血がおこり、赤ちゃんは顔色が蒼白になります。

赤ちゃんが周期的にキーキー泣いて、抱いてもなかなか泣き止まず、吐いたり青ざめたりしていたら大至急病院へ行きましょう。

緊急を要するので夜中でも救急病院へ急いでください。

血便が出たときは、血便のついたおむつを忘れずに持参しましょう。

ウンチに異常がある時には、現物を医師に見せると、それだけで診断がつき、早く治療できることもあります。

赤ちゃんの典型的な腸重積症は、小腸の終りの腸である回腸が大腸に入り込むために生じます。

腸重積症の原因は、腸に分布しているリンパ組織が腫れ上がり、この部分から大腸に入ってしまうと考えられています。

また、腸重積を起こした腸は次第に血液が流れなくなるために組織が死んでしまい、手遅れになると生命にかかわることもあります。

このような状態になる前に病気を診断し、治療を急がなければならないのです。

腸重積が疑われたら、診断と治療をかねてお尻から造影剤を入れる高圧浣腸を行います。

腸が入り込んですぐなら、圧力だけで入り込んだ腸が押し出され、治ってしまうことがほとんどです。

ただ、小腸まで入りこんでいたり、高圧浣腸をしても治らないときは開腹手術が必要です。

それだけ早く診断をつけて的確な処置をしてもらうことが必要なのです。

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