育児の悩み 赤ちゃんの成長と発達

さすがに3歳児の指しゃぶりは有り?無し?【影響とやめる方法】

2018年6月8日

赤ちゃんがチュッチュと指をしゃぶる姿はとても愛らしく見ていて癒されますが、2歳3歳と年を重ねても続くようであれば、このままずっと吸い続けてしまうのではないかと心配になってきます。

指しゃぶりは赤ちゃんの特徴的な行動ですが、そもそも赤ちゃんは何故指しゃぶりをするのでしょうか。

指しゃぶりをする理由は何?

赤ちゃんはには吸啜反射という原始反射が備わっています。これは口に触れるものを強く吸う本能的な行動で、生まれてすぐに母乳やミルクを飲むことができるのもこの吸啜反射によるものです。

その後の成長過程においても、まず口や舌の感覚から発達することから自分の手に触れるものを口に運ぶ行動が続きます。このような時期に、口の周りに触れた指を吸ってみたことをきっかけに指しゃぶりが始まります。乳児のおしゃぶりは、1歳半~2歳をピークに減少すると言われているので、3歳を過ぎてもずっと続き止める気配がない場合、親としては焦る気持ちが出てくるかも知れません。

3歳という年齢は自我が芽生え何でも自分でやろうと挑戦しますが、思い通りに物事が進まないことからストレスが溜まったり、不安に感じることが多くなります。そんな時に指しゃぶりをすることによって不安定な気持ちを和らげていると考えられます。またお母さんに甘えたい時や眠い時、リラックスしたい時などに指しゃぶりをして落ち着こうとします。

単に乳児期の癖が習慣として残っているケースもよくあります。いずれにしても精神安定的な要素が強いので、強制的に止めさせるのではなく、自然な形で卒業する方向に誘導することが理想です。

3歳児は年齢的に口内環境への影響も心配になってくる時期なので、指しゃぶりを止める方向へアクションを起こすにはよい時期と言えます。

指しゃぶりが及ぼす影響とは

幼い子供の精神的な拠り所である指しゃぶりを、無理に止めさせるのはかわいそうだという声をよく聞きますが、指しゃぶりには少なからず弊害があることを理解しておかなければなりません。

しゃぶる指や時間、強さによって受ける影響は様々ですが、乳歯が生えそろっている3歳児であれば、何らかの症状が出ている可能性はあります。

歯並びや噛み合わせの異常

指を吸うことによって歯に持続的な力が加わり、本来のあるべき場所から押されてしまい、出っ歯や開咬(上下の前歯の間に隙間がある状態)になる恐れがあります。

前歯がずれると奥歯もその影響を受けるので、噛み合わせが合わなくなることもあり、顎の形自体が変形してしまうことさえもあります。見た目が悪いだけでなく、健康面への悪影響も心配です。

発音や口呼吸への影響

指しゃぶりで上下の前歯に隙間ができると、発音がしづらく舌足らずなしゃべり方になってしまいます。特にサ行、タ行、ラ行の発音がしづらい傾向にあります。

また前歯が出ているので口を閉じることが難しくなり、口が開いたままの口呼吸をするようになってしまいます。

その結果口の中が乾燥しがちになり、虫歯の原因になったり風邪をひきやすくなるなどの症状が出る可能性もあります。

どうやって指しゃぶりを卒業すればよいのか

では実際に、どのようにして指しゃぶりを止めさせればよいのでしょうか。指はいつも自分のそばにあるものなので、本人が納得しない限り止めることは難しいでしょう。

3歳児であれば、大人の話が少しづつ理解できるようになってきているので、指しゃぶりを止めた方がよい理由を分かりやすく、優しく、根気強く伝えることが大切です。

子供の吸いたい気持ちを理解した上で、それでも止めなければならないということを納得してもらうことが卒業への第一歩です。

そして、子供に止めようと頑張る様子が見られたら、思いっきり褒めてあげましょう。他にも指しゃぶりから気をそらす方法として・・・

  • 外遊びや運動の時間を多くして指しゃぶりの時間を減らす
  • 指を口に入れそうになったら、そっと外して手をつないであげる
  • 指しゃぶりを卒業する時期を目標として掲げる

・・・などがあります。とはいえまだ3歳ですので、頭では理解できても本能をコントロールすることが難しい場合もあります。

そのような時には、市販の指しゃぶり防止用のマニキュア「バイターストップ」を使用することもひとつの手です。

指しゃぶりは卒乳と似ている部分があり、一度きっちり止めると後々執着を示さないことが多いので、思い切って止めるきっかけを作ってあげた方が子供にとっても楽な場合もあります。

まとめ

赤ちゃん時代の名残を残す3歳児の指しゃぶりは、親にとっては可愛いく映り止めさせるには忍びないかも知れません。

しかし、口内環境や健康への影響を考えると、卒業することがベストです。子どもにしてみれば3歳にして心の拠り所を失う事になるので、周りの温かいサポートが必要です。

今まで指しゃぶりを続けてきた背景に目を向け、不安や欲求不満を取り除きながら親子でベクトルを合わせて卒業を目指しましょう。

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